最近、若い子達の間で「タピる」という言葉が流行っているのをご存知ですか!?
これは「タピオカを食べる」の略語です
これだけ有名になったタピオカの略語ですから知ってる人が沢山いても不思議ではありません
しかしこれはどうですか?
「タ・ホ・る」
今日はその言葉の答えを書いていきます
謎のスイーツ、タホとは?
タホとはフィリピンで大人気のローカルスイーツで、生豆腐、アーニバル、サゴパール等を使用した甘くて美味しいフィリピンのソウルスイーツです
コイツが現在爆発的に人気が高まってきています!!!
原料は日本でいう豆腐
(味的には豆腐屋さんで買う絹豆腐の味に近いと思います。
少し暖かく、柔らかくてストローで飲むことができます)

最近はフィリピンもIT企業の成長が著しく、昔と比べ多くの外国人を見かけるようになりました
(安価で英語を学べる留学先としても大人気のフィリピンでは若い日本人や韓国人の英語学習者も沢山集まっています)
そんな彼らにもこのタホの人気は爆発的に広まり始めています
(インドネシア語とタイ語でこのスナックに相当するものはTauhueで、マレーシア語でこのスナックに相当するものはTaufufahと呼ばれています。)
※タホの豆知識 1 「タホおじさん」
フィリピンで街を歩いていたら急に「タホおじさん」なる人物と出会うことがあります
”タホはお店で買う”というよりは各地でタホを売り歩いている行商人(タホおじさん)から購入してその場で食べるというのが主流なスタイル!
タホおじさん(おばさん・少年)はフィリピン全国にいます。

※タホの豆知識 2 「お安く朝ごはん!」
現地では庶民の朝ごはんとしてもポピュラーな品。
タホおじさんは朝早くにも謎の言葉を発しながらタホを売りにきてくれます!
(なんて言ってるのかは全くわからないけど独特の掛け声だからタホおじさんだ!とすぐにわかります)
大きなアルミのバケツに豆腐が入っていて、それを小さなカップに入れて提供してくれます。
(値段は20ペソ(約40円)程度と激安)


※タホの豆知識 3 「日本にも1店舗だけあるよ!」
フィリピンの庶民スイーツ「タホ」は最近日本にも上陸しました東京の高円寺駅前に「303 mAtcHa LaB」という名前でデビュー!

メニュー
抹茶タピオカラテ
ウベ(紫芋)タピオカラテ
チャコール(炭)タピオカラテ
抹茶タホ
黒糖タホ
マンゴータホ
ストロベリータホ
値段は500円ほど
(フィリピンとの値段を比較したらビックリする程高いけど日本で食べられるのはお値打ち!)

お店の住所:東京都杉並区高円寺北3丁目22−2
営業時間:11:00~22:00
バギオにしかないストロベリー・タホ
タホはフィリピン中どこでも売られていますがバギオでだけ味わえる味があります
それがストロベリー味です
ストロベリータホ


ストロベリージャムのようなものとタピオカ、そしてタホが入っているものです。
バギオでは1杯分ストロベリージャムを入れてもらえるのですが甘いのが好きな僕でも少し甘すぎるかなと言う印象です。
ただ、フィリピン人の方には甘すぎずちょうどいいそうです。
なぜバギオでだけストロベリー・タホが売っているかというと、バギオは高山地帯にあり牧場が沢山あります
そこでイチゴが沢山栽培されている為ストロベリーが沢山使えるからだと言われています
さらにあった3めの幻のタホ-ウベタホ-
ウベとはアフリカ・アジアオセアニアの亜熱帯地域で栽培されるヤム芋という「芋」のことです
見た目は紫色をしていてパッと見た感じはさつま芋や紅芋のように見え、切って開いてみると粘り気があり「とろろ」のような感じですがヤム芋はそれらの芋とは別種です

日本でも「ダイジョ」という呼び名で呼ばれ、沖縄や鹿児島などの暖かい地域で栽培されてます
(そのまま食べても味はしません)
味はしないためウベタホの甘みは完全にシロップの甘さです

他のクラシックタホやストロベリータホのような強烈な甘さはありませんがウベタホは栄養価が満点です!
ポリフェノールの一種であるアントシアニンが含まれており人間の老化予防に役立ちますし、食物繊維も一般の長芋と比べると2倍もあり、消化酵素を沢山含んでいる為、消化にも最適!
これならダイエット中の女性も大丈夫!
まとめ
タピオカが爆発的に流行り、私が世界旅行中も至る国でタピオカ専門店を見かけました
そして次に来るのはこの「タホ」かもしれません!?
タホおじさんが学校にタホを売りに来ると学校の生徒達もこぞってダッシュで買いにいき、1人二個とかは当たり前に買って頬張っている姿を見ているとそんな予感がするのです!
経済の発展と観光業、そして英語学習のメッカとなりつつあるフィリピンで生まれた可愛らしすぎるスイーツ「タホ」。
見つけたら即”タホって”くださいね!!