昨日はこの前ブログに書いたオッサンのBARのLiveで一杯!

この兄ちゃんは大阪の兄ちゃんやって!
なんかケッタイな歌い方するねんけど結構おもろかったで
昼は何でもえ〜から何かしら働いてたまの夜にLiveするスタイルもやってみるべきやな!
あ〜〜、クソッタレ、楽しそ〜やわ!
羨ましいぜ、クソ!
え〜酒呑ませてもろて有難いんやけど歌っとる奴が間違いなく1番楽し〜からな!

この姉ちゃんと兄ちゃんも大阪。
姉ちゃんは歌唱力エグかったし兄ちゃんはギターオタク!って感じやったね。
(超絶なフィンガーピック演奏は久々に見たわ〜)
BARのオッサンも元気そうやったし、俺らも元気もらえて良い夜やったよ。
ライブってのは何処の国のライブハウスに行っても楽しいけど、その国々で雰囲気がちょっとづつ違うねん。
目立って何が違うって、お客さんの楽しみ方が違う。
あくまでも俺目線なので、そこんとこはあしからず。
アメリカのライブハウスでは全員が主人公な感じ。
演者も客もスタッフも等しく楽しんどる。
だから誰かが妙な踊りを始めても浮かない。
アジアとかはお客さんがシャイな感じで演者に対する尊敬の念をビシビシと感じられる。
ステージに立っている人間を素直に「凄い」と認めている人が多い。
逆にフランスとかだと演者が客にめっちゃ気を使ってて、客の「聞いてあげてる感」が凄い。
フランス人ってのはどーも苦手やなぁ〜。
自分の国と文化に誇りを持ってるのは凄いことなんやろうけど、どうも他の国を見下す人が多い気がする。
俺が出会ってきたフランス人が偶然そんな奴が多かっただけなのか?
日本人はシャイやのに一丁噛みしたがりが多い感じがする。
だから感極まって踊り出す客もたまにいるが、かなり浮く・・・。
その他の客も
「あ〜あ、あの人踊っちゃったよ。恥ずかしい。」
的な目線も多い。
踊った人は多分なにか収穫を持って帰れてる気がするけど。
良し悪しの話じゃなくて、お客さんの性質の違いが面白いよな。

このお兄ちゃんはライブ中狂ったように踊り、ライブが終わると周りを気にする事もせずにその場で寝そべったりソファの上に乗っかったりしながら自前のカメラでパシャパシャと写真を撮って楽しんでいた。
人柄は良さげで日頃は一生懸命に働いてそうな雰囲気を感じた。
逆に後ろに座っていたイカツイ兄ちゃんは踊りたいけど恥ずかしいから「踊る」まではいかずに肩を少し揺らす程度にマゴついていた。
イカツ兄ちゃんは大阪の市場で働いているようで超新鮮なマグロをお客さんにとマスターに差し入れていた。
その行為が彼なりのライブへのリスペクトであり参加の礼儀なんやろう。素敵。
そして1番最初の写真のボーカル兄ちゃんは笑顔が素敵だったのでライブ後、少し話す機会が会った時に「日頃はサービス業?」って聞くと、「はい、そうです。只、仕事中はあんな笑顔は一切出ませんけどね 笑笑」っと言っていた。
人それぞれのライブへの参加の仕方、客が多い日はそれなりに、少ない日は少ない日でそれなりにという感じに盛り上がろうが盛り上がらなくてもライブは成立する。
ライブの答えも人それぞれで、凹んでる奴に元気を、曲と演奏を人生の糧に、失恋した奴は思い出を振り返り、大切な人を亡くした奴には何らかの再会の手助けを・・・・。
やっぱ、ライブってえ〜よなぁ〜。
人間は無様であれば無様であるほど人間よぉ〜。
俺、無様度がまだまだ足りてなさすぎるなぁ〜〜。
格好つけてばっかりで格好悪いわぁ〜。
終わり