列車旅はえ〜で〜。


「ソバ喰って地、固まる!」

おめでとう!
良い年明けになったけ?
今年の年明けはコロナでやっぱり少し静かやったねぇ〜。


オレは30日から休みに入っとる。
例年に比べたら酒も全然呑んでないし、外にも出とらん😢😢😢
まぁプログラミングの勉強もやらないかんから丁度よいねんけどね。

俺の家にはテレビを置いてない。
アグも見やんし、オレも見やん。


テレビ置いたらかなりの高確率でプレステ5を買ってしまいそうやし。


だから31日はテレビなしでカウントダウン。


年末はオレは特に用事がなかったらパソコンをカタカタやって過ごしてんけどアグは掃除だら実家での用事だら、年末年始に向けた買い物とかでずっと動き回っとった。


そんで買い物しとる時に思いがけずフグが半額になっとったみたいやねん。




「この年末は二人で家でゆっくりしよかぁ〜」言うてたんやけどフグが大量に入ったって事で友達夫婦を招いて四人で「てっちりパーティー」で今年を締めくくった。






ほんでなんでタイトルが列車旅なん?ってとこやねんけど、テレビないからユーチューブ流しとってん。

ほたらオレも大好きな旅小説「深夜特急」を大沢たかお主人公でドキュメンタリー番組っぽくしたやつやってて。

あかんね。
そ〜ゆ〜系みたら海外に出たくなる。
ちょっとした中毒。

色んな旅したけど列車旅はえ〜。

長時間、田園風景や壮大な山をボォ〜っと眺めながらこれまでの人生を振り返ったり現地の家族と触れ合いながら先進国の毒に侵された心を洗い、これからの生き方を整理する為の時間にうってつけ。
間違いなく皆におすすめしたい一つの最高の経験や。

只ね、外国は甘くない。
ここでオレは数多くの旅ブロガー達に苦言を呈したい!

いやいや、あんたらが書いとるほど海外一人旅はたやすくないのとちゃう?

初めて海外に出る人、英語が全く話せん人が記事読んだら「お!一人旅、なんか楽勝っぽいやん!」って思てエライ目みるで。
ちゃんと書いたれよ〜。

ってね。


自分もバックパッカーで多くの旅人達と体験談を交換してきた。

オレに言わせれば海外に慣れていない日本人の一人旅、列車や長距離バスでの陸路での移動はたやすくない。

皆が思とる通り、言葉の壁が一番でかい
海外の空港に降り立った瞬間から、日本語はほぼ無力になる。

両替に始まり宿の予約、電車のチケットの買い方やローカルバスの支払いの仕方がわからなかったら英語で聞かんといけん。

「ググれば良い」と思うかもしれんけど実際にガイド無しでの海外はその都度スマホでググれん程わからんことが多い。

見たことのない英語表記のATM。
使ったことのないスタイルの駅の改札口。
建物に入るのにカバンの中を見せんといけん。
パスポートを見せんといけん所もある。


列車旅をしたいならもちろんチケットを買わんといけん。
基本的に海外の長距離列車の切符は自動販売はされとらん。
窓口にて英語か現地語で売ってもらわんといけん。


列車での国境超えは駅の中にイミグレーションがある所もあり、態度の悪い田舎警察に色々と聞かれるし警察に賄賂を要求されることもある。(安いけどね。500円とか)
この場面ではどうしても最低限の英語力は必要になってくる。



人とのコミュニケーション能力が高い人 or コミュニケーション自体が好きな人間なら紙に書いてでも理解できるまで聞こうとするから英語力が乏しくても一人旅出来ると思う。
(22歳の時のオレはそうした。)




オレの初めての海外一人旅のスタートはタイの空港から本当に何も出来んくて困った。
「エクキュ〜ズミ〜」って知ってるけど日本に住んでてまず使わない言葉を発するのがどれだけ難しいか。

英語は発音とスピードがちゃんとしてないとビックリするくらい伝わらん。

身振り手振りも通用せん。
セブンイレブンでノートとペンを買ったのを覚えとる。


空港からカオサンロードってとこに行くバスがわからない。
何人かの人に尋ねて、一人でも違うことを言えば不安で信用できなくなる。

タクシーはボラれそうやから嫌。

結局2時間程も空港の周りでフラフラしたのち、タクシーを拾ってシッカリぼったくられた。


当時はもちろんスマホなんて無かったから「地球の歩き方」って本を頼りにしとった。

(ここで一つ注意。海外の人は地図を見せても読めない事が多い。地元なのにわかってなくて、面倒くさくなって適当に答えられることもしょっちゅう。)



ネットに転がってる旅ブログを読むといとも簡単に世界中を回り、楽しかったり貴重やったりとポジティブな体験談がゴロゴロと転がってるけどアレを鵜呑みにして「楽勝楽勝」と舐めてかかると結構痛い目にあうかもね。


飛行機の中で渡される入国カードでテンパるかもしれん。
もちろん英語で書かないといけないし不備があればガチで書き直しさせられて入国させてもらえない。
国によっては出国日を厳しく尋ねられることもある。
(タイは係員によっては宿泊先をシッカリと記載しないと入国させてもらえんとかある。)

そして入国してしまえば簡単には日本に帰れない。
(日本大使館に行っても日本人はいない。少し日本語が話せる現地人だ。彼らはけっこう冷たいよ〜〜。)

まぁここまで読んで楽しみな気持ちで胸がドキドキしてきた人は大丈夫。

そもそも世界を何カ国も回りたいなんて日本人は多少の事で動じない人間が多い。

きやつらは旅人だ。

旅人と旅行者は違う。

旅人は困難をこそ楽しむ。
わざわざ困難な道を選ぶ人もおるくらい。

ここで一言断っときたいねんけどオレは一般の旅行客より旅人の方が偉いなんて微塵も思っていない。
「オレはただの旅行者じゃない!旅慣れた旅人様だぞ〜!」ってヤツが結構居る。
そんな奴にはスカシッ屁、ポンだ。

「え?タクシーで来たん?そこはローカルバスでしょ〜」とかって人の旅行にイチャモンつける奴がおる。

はぁ?そんなんどっちでもえ〜わ。って感じやね。
人それぞれの事情があるし旅と旅行の定義なんかないのにな。

旅慣れた人間からしたらたかが一週間の旅行やん!ってなってるんかもしれんけど本人が旅や思とったらそれは旅や。


そう、楽しみ方は人それぞれ自由やと思うけど海外で過ごしてる間は日本の常識は忘れたほうが良いのも確か。


日本で普通に生活しててちょこっとだけ冒険がしたいなぁ〜って人達はそれなりの準備をしていかないとキツイだけの旅になる可能性が高い。


そんなこんなも踏まえた上で比較的危険も少なくてお気軽?にいける列車旅を2つ紹介してみよかな。

女性一人旅って結構危ない国が多いのも事実やけどこの2つのルートはまぁ大丈夫やと思う。

これだけ用意していけば大丈夫じゃね?ってのを限りなく短い文章で最後に書いとくね。よかったら参考にしてちょ。


タイ・バンコクからマレーシア・ペナン島!



1つ目がタイのバンコクからマレーシアのペナン島まで!
(1500キロくらいかな?23時間やっけな?)
(物価が安い)

ペナン島ってどんな島?なにしにいくん?

ペナン島はマラッカ海峡に近いから昔から港町として栄えとる。
(物価が安い)

1786年にクダ王国っちゅ〜国に支配されとったペナンはイギリスに割譲されてから自由な貿易港になった。

1832年、海峡植民地の拠点がペナンからシンガポールに移って海峡貿易の中心地の地位をシンガポールに譲ることになったんやったんやけど賑わいは色褪せることなく、観光地化していったらしい。
(物価が安い)

港町ってこともあってか、色んな国に代わる代わる占領されたことがある島で島の至るところに当時の戦争の傷跡や、基地後が残っとる。
(この島は日本軍に占領されたこともある。)
(物価が安い)

2008年にマラッカ海峡の歴史的都市群としてマラッカとともにジョージタウンは世界遺産に登録された。

色んな国に占領された場所ってのは本当に面白い街の作りになってるねん。
色んな国の文化が混ざりまくってるから街の雰囲気が異様。
(物価は安い)

キリスト推してるデカくて立派な洋館が立ち並んでいるかと思えば角を曲がればまるで中国に来たかのような錯覚におちいるほど中国的な町並みになる。



ドイツ人街的なエリアにはドイツビールのBARがあったり近代的な超高層ビル郡から少し離れれば貧民街があったりする。
(だから物価も安い)




このジョージタウンは芸術の街としても知られており街の中には至るところに壁画やアートが施されてるのも面白い。



夜になるとアジアらしく沢山の屋台が並んでて毎日が正月の神社並の賑わいを見せる。
物価もかなり安いので1000円も持ってればそれなりに楽しめるはず。
(物価が安いからね。)




派手な建造物が多くてメチャんこカラフル街、ペナン島・ジョージタウン


マレーシア・ペナン島は見るものも多くて食べ物も美味しい!
ローカルな屋台や出店から10分も歩けば最新のモールがあり、有名ブランドも日本よりかは安く買える?(それ系はオレあんま詳しくないから調べておくれ😢)
本当に良い島やで!
(物価も安いし・・・・。)

そんな素敵でムフフな島へはどうやって行ったら良いの?
ざっくり説明しま!


列車旅の初心者コース。タイはバンコクからマレーシアのペナン島まで列車とフェリーで行って帰ってこよぉ〜!


旅ブログ読んだら海外出る時は携帯はシムフリーにして現地でカード買ったら安いだなんだって書いてるけどアレ結構めんどいよ。

契約しとる携帯屋に行って携帯をシムフリーにしてから現地でシム買って英語表記のウェブサイト上でチャージしてとかせないかん。


もうね、一週間くらいの旅行ならちょっと高くついても日本の空港でイモトのワイファイとか借りていったらえ〜と思う。
(一日千円くらいやったと思う。)

面倒臭いことは避けるに越したことはない。


行き方

①日本からは最寄りの空港から飛行機にてタイの空港へ。

安くチケットを買うコツはなるべくシーズンを外す事と最低一ヶ月以上前にチケットを買うこと。(席が埋まりだすと高くなる)
オレはいつもスカイスキャナーって無料のアプリから予約して買うよ。
操作も難しくないし、便利なアプリだから是非使ってみてちょ。


②タイの空港からバスかタクシーか電車で宿へ。


日本からホテル予約する人、現地で安宿を探す人に分かれると思う。
安宿探す人はカオサンロードって所かスクンビットエリア辺りに行ったら安宿が溢れているよ。

(タクシーを使うならメータータクシーにするべし!メーターが付いてても作動させない運転手も居る。そうなれば降りる時に運転手の言い値になってしまうから注意。乗る前に必ず「meter ok?」って聞くようにしよう。乗ってからもmeterを付けずに走り出したらすぐに言おう。
「hey could you turn on the metter pleas?.Do you want me get out?」
              ↓
「メーターを付けてもらえますか?それとも降りてほしいんですか?」

③ファランポーン駅(バンコク駅)へ行きチケット購入。


このファランポーン駅はバンコク駅とも呼ばれてるんやけど日本で言う東京駅やね。
チケットは窓口で英語を使って買わないといけないよ。

英語を話さないといけないので不安な人はスマホで「カオサンロード サワディーアンコールツアー」で検索。
この旅行会社は日本人経営で丸山さんというとても優しいお兄さんが応対してくれる。
バンコク1安い旅行会社として有名。
ここで行きと帰りのチケットを購入してしまえば良いかもね。

バンコクー>ペナン、は人気のコースでもあるから丸山さんの所に寄るなら彼から全ての情報を聞ける。
(でも情報だけじゃなくて何か買ってあげてね!)

列車情報


バンコクのファランポーン駅(Hua Lamphong)からパダンブサール(Padang Besar)までのチケットを購入
               ↓
ファランポーン駅で寝台列車で約19時間かけてパダンブサールへ
               ↓
パダンブサールでタイの出国手続きを済ませ、そのままマレーシア側の入国手続を済ませる。(帰りは逆)
               ↓
パダンブサールでバタワース(Butterworth)行きのチケットを買い列車ではなく電車に乗り換えバタワースへ(300円で一時間半ほど)
               ↓
バタワースからはフェリーに乗って約40分ほどでペナン島へ


列車は上段と下段で料金が違うねん。
オレは100%下段をオススメする!

上段は下段よりも安いけど窓がないから夜になると外の景色は一切見えへんし、めっちゃ狭い!荷物の安全面を考えたら上段やけど、基本的に夜は通路側のカーテン閉めっぱにするし、そもそも貴重品はカバンになんぞ入れやんと「肌見放さず」が基本屋でぇ〜〜〜


こんな列車

こんな座席

夜はこんな感じに変身!!!

行き方はこれだけ。
ジョージタウンはペナン島に上陸したらすぐやからグーグルマップを見れば大丈夫。

じゃあ最後に海外に慣れてない人にこれだけは用意したほうが良いよ!ってものを書くね。

海外に行く時の必需品!

①現地のATMで現地の通貨を引き出せるキャッシング機能付きのクレカかデビッドカード

これは絶対に用意したほうが良い。
なんかあった時に結局はお金が物を言う。
安心感も違うし、最悪盗まれてもお金が減る可能性は少ない。
(もちろん無くしたら直ぐにカード会社に連絡して止めてね)

クレカなら手数料を全額支払ってくれるセディナカードがおすすめ。
オレはいつもセディナカード。
正直セディナとスマホがあれば世界中どこへ行っても大丈夫!と思ってる。

セディナのシステムは一旦セディナからお金を借りて自分の銀行口座のネットバンクから返済するというシステム。

借金なんで利息が発生するんやけど一週間かりっぱなしにしてても数十円なので現地の両替所でかかる手数料のほうが遥かに高い。

借金って響きが嫌な人はデビットカード。
オレは使ったこと無いけどこっちは銀行口座から直接現地の通貨でお金を降ろせるらしい。

どちらも日本で仕事してたら申し込みも簡単で一週間くらいで自宅に届くよ。

海外に行く前に作ってこのカードと万が一カードを無くした時の現金とを持っていく事をすすめる。
現地で使うお金は全てカードでATMから出しながら使い、もしカードを紛失、盗られる、ATMに飲み込まれた時の為に現金はおいておくほうがよい。

(海外のATMは稀にカード飲み込んでしまうことがある。)

②スマホとワイファイ環境

スマホの中にはグーグル翻訳もグーグルマップも入ってる!
なにか迷ったことがあっても大概の解決策や情報は誰かが載せてくれている。

スマホが全部を解決してくれる訳ではないけど8割はスマホで解決する。

ワイファイ環境はSIMカードを購入(手続きがちょっと難しい)するか、イモトのワイファイを日本の空港で借りていく。

③あると便利なアプリ達(なくてもいける・全て無料)

カレントリー
外国の通貨を日本円に一瞬で計算してくれるアプリ。



agoda(アゴダ)
宿を探すアプリ。
アジア圏ではブッキングドットコムとかよりも安く予約できる。
操作も超カンタンでオレはほぼ全ての宿をアゴダで予約してきた。


MAPS.ME(マップス・ミー)

ワイファイのオンライン環境で先にその国の地図をダウンロードしておけばオフラインでも見れる地図。


GRAB(グラブ)

現地でタクシーやバイクタクシーを使う時にボラれたくない場合は先に料金が分かったほうが安心。
そんな時はグラブタクシーが安全や。
料金も距離も時間もわかるしついでにホテルに飯をデリバリーもしてくれる!


おまけ  ポケトーク

これは強い。
英語のみならずかなり多くの言語を自分の代わりに話してくれるし聞き取ってくれる。
値段は2万くらいやったと思う。
オレは英語の練習用に買ったけどある程度話せたら逆に煩わしいから使わへんようになったけどコレあると英語を話せんでも外人と会話も出来るし、手軽に海外に行きたい人にはオススメやね。

コレは購入してから一年間は自動でワイファイも付いてる。
つまりはイモトのワイファイなしでもどこでも使えるわけだ。
ただポケトークの電波が入らない場所が世界中のどっかにあってそのエリアにいる間は使われへんらしい。
フィリピンの山奥でも使えたからまぁよっぽど大丈夫やと思うけどね。
(一年経ったら追加料金を支払って継続できる。)





必要なものはこんなもんちゃうかなぁ。
今の時代、以外は必須やと思うよ。

これだけ用意していけばまぁ事足りる!・・・はず。

そもそもオレが何回も書いとるように中学英語さえキッチリ分かっとけば全て英語で解決できるし、そっちの方が面白い。

長くなったからもう一個の方はまた書くね。

さぁ、今年も気張ろけぇ〜〜〜〜!


終わり






投稿者: アグリとケンちゃんの二人旅(世界)!!!

旅好きなアラフォー二人が始めた世界を巡る旅。 ブログの事も世界の事もまだ全く分かりませんが精進しまっす(^^)

“列車旅はえ〜で〜。” への 4 件のフィードバック

    1. お〜Aoiちゃんあけおめ!

      うん、ペナン島は芸術好きな人にはオススメやでやで!!!

      列車旅、中期の休暇がもし取れるんなら是非にも味わってみてちょん。

      でも記事にも書いたけど女性の一人旅はホンマに気をつけないかんよぉ〜。
      特に夜な!

      暗い所とか貧民街は冗談抜きで危ないからのぉ〜。
      それでは今年も無理しすぎないよ〜にお互い楽しもうな!

      それでは失礼!

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